gcloudコマンドで対話入力を省略(自動的にyes)としたい
gcloud deployやgcloudのコマンドを使用している時に、yes/noを対話式で求められる時がありますよね!
毎回聞かれるのは面倒だし、一つにまとめてコマンド化している時などは、いちいち対話式で聞かれると困ります。
今回は、gcloud系のコマンドを使用する際に対話入力を省略(自動的にyes)にする方法を備忘録として残しておきます。
対話入力を省略(自動的にyes)とする方法
結論から言うと、–quietオプションを使用することで対話式を省略することができます。
- gcloud –quiet
のような感じです。
–quietの代わりに-qでも対話式を省略することができます。
コマンドヘルプや実際の使用例なども確認してみましょう!
コマンドヘルプを確認する
コマンドヘルプは、gcloud –helpで実行することができます。
–quiet, -qのブロックを確認してみます。
$ gcloud --help
--quiet, -q
Disable all interactive prompts when running gcloud commands. If input
is required, defaults will be used, or an error will be raised.
Overrides the default core/disable_prompts property value for this
command invocation. Must be used at the beginning of commands. This is
equivalent to setting the environment variable
CLOUDSDK_CORE_DISABLE_PROMPTS to 1.
日本語訳してみました。
もしかしたら間違ってるところあるかも(その時は教えてください。)
gcloudコマンドの実行時にすべての対話型プロンプトを無効にします。
もし入力が必要な場合は、デフォルトが使用されるか、エラーが発生します。
このコマンド呼び出しで、デフォルトのcore/disable_promptsプロパティ値をオーバーライドします。
コマンドの先頭で使用してください。
これは環境変数CLOUDSDK_CORE_DISABLE_PROMPTSを1にするのと同等の設定です。
どうやらオプションをつけてもいけますが、環境変数でも制御できるみたいなので便利ですね!
CodeBuildやCloudBuildなどの専用環境でビルドしてデプロイする時は、オプションよりも環境変数の方が良さそうです。
実際の使用方法を確認する
実際の使用例を確認してみましょう!
今回はGAEでデプロイした際に使用していたコマンドを貼っておきます。
gcloud app deploy app.yaml --quiet --project my-gae-project-sample
まとめ
今回はgcloudのコマンドで対話入力を省略する方法を確認しました!
結構地味なことですが、gcloudコマンドはGCPを使うなら頻繁に使うと思いますので、覚えておきましょう!
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